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中国 大打撃!南シナ海紛争 仲裁手続き| ハーグ 常設仲裁裁判所とは

   

オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は29日、フィリピン政府が申し立てていた南シナ海をめぐる中国との紛争の仲裁手続きを進め、今後フィリピン側の言い分を検討するための聴聞会を開くことを決めた。

中国は、関係国間の交渉による解決を唱え、仲裁裁判所に管轄権はないとしてきた中国の主張は認められなかった。

中国はこれまでこの問題で仲裁手続きを一貫して拒否し、南シナ海全域の領有権を有するとしてフィリピンのほか、ベトナムや台湾、マレーシア、ブルネイなどと対立している。
中国は仲裁手続きを受け入れない姿勢だ。

オランダのハーグにある常設仲裁裁判所とは、1899年に「国際紛争平和的処理条約」に基づいて 1901年に設立された常設の仲裁裁判所。裁判所は事務局および仲裁人候補者リストによって構成され、紛争当事者はこのリストから裁判官を選定することになる。また、仲裁裁判所の決定は両国に対し法的拘束力を有する。

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