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小池百合子は本当に改革派?「しがらみのない政治,…」は言葉だけ!?

   

2017年10月に行われる衆議院選挙で、台風の目となる新党「希望の党」の代表を務める小池百合子東京都知事。

小池百合子東京都知事といえば、2016年の東京都知事選挙や2017年の東京都議会議員選挙で圧勝し、選挙戦の上手さが際立っている。

小池氏本人も「メディアは私の最大の味方ですから」というように、メディアを巧みに利用した選挙戦術は、“策士” として見事と言うしかない。

特に、テレビ討論や会見などにおいては、「崖から飛び降りる覚悟」「ブラックボックス」「スピード感を持って」「都政改革」「「都民ファースト」「情報公開」「 税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)」 セーフ・シティ」「ダイバー・シティ」など、威勢の良い(聞こえのいい)、印象に残るキャッチーなフレーズを使用します。

その中でも、小池百合子氏は『改革』という言葉をよく口にしますが、長年国会議員として政治活動を行ってきた小池百合子氏が『『改革』という言葉を使うことに、違和感を感じる方も多いのではないでしょうか。

実は小池百合子氏、国政における実績からは、「“改革派”というイメージはない。」と言われている。

小池都知事は、有権者が望む真の改革派なのだろうか。その真価が問われるのはこれからだ。

ただ、過去の彼女の国政における実績を見ると、決して改革派というイメージは湧いてこない。

私が霞が関で規制改革や公務員改革などに携わってきた経験では、小池氏を「改革派」として認めている官僚は極めて少ないというのが実情だ。改革派と言われる官僚たちは、改革のために体を張って頑張ってくれる数少ない自民党議員をよく知っている。

では、霞が関「改革派」官僚の間で彼女はどう見られていたかと言うと、ほとんど存在感がなかったが、パフォーマンスがうまい政治家という評価ではないかと思う。そして、彼女の最大の特色は、バリバリの「右翼」というイメージだ。

(出典:AERA dot. 「小池首相誕生の秘策は小泉進次郎氏とのバトンタッチ」)

巧みな選挙戦術で、幾多の試練を乗り越えてきた小池百合子氏。今回の選挙ではどのような戦術を使っていくのか、注目です。

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