NEWS XYZ



エジプトで墜落のロシア旅客機、イスラム教過激派の犯行の可能性?

   

エジプト政府によると、東部シャルムエルシェイクからロシア西部サンクトペテルブルクに向かっていたロシアの航空会社「コガルイムアビア」のチャーター旅客機9268便が10月31日午前6時ごろ、エジプト・シナイ半島北部ハサナ郊外で交信を絶ち、墜落した。生存者はいない模様。

ロシアの航空会社「コガリムアビア」は、チャーター便を扱う小規模な企業で、1993年に設立され、モスクワなどと西シベリアの油田地帯にある都市を結んでいた。しかし、3年前から「メトロジェット」の名前で、ドイツの大手旅行会社とも提携して、ロシアからエジプトやトルコ、スペインなどの保養地への便を運航している。

ロシア 「コガリムアビア」旅客機
事故原因について、エジプト当局によると、機体に技術的問題があり、テロの可能性は低いという。

ただ、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」傘下の武装勢力が「ロシア機を墜落させた」とする声明をインターネット上に出したが、ソコロフ露運輸相は「信憑(しんぴょう)性に乏しい」としている。

 - 国内