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一度だけの恐ろしさ覚醒剤 脳への作用と禁断症状・副作用

   

最近、覚醒剤の所持や使用で、有名人が逮捕される事件が度々起こります。え!あの人が?と世間を驚かせることになりますが、これは有名人に限ったことではなく、ストレス社会とも言われる現代、一時的な快感や気分を求めて安易に危険な薬物に手を染める人も多いようです。

しかし、覚醒剤は、一時的な快感や気分だけで、一度だけで終われば後遺症や中毒、依存症にならないと思っている人が多いようです。

覚醒剤の影響は決して一時的なものではありません。人間の脳には、化学物質による刺激を受けることで、修復できなくなるほどダメージを受け、変化してしまう部分があるのです。

強い意志と本格的な治療で覚醒剤を止めたとしても、長期間経ってからも覚醒剤の禁断症状や副作用として妄想や幻聴などの症状が突如起きることもあります。

一度覚醒剤に手を染めると、元の身体には戻れなかったり、長期間苦しむことになったりするのは、この禁断症状や副作用があるためとも言えます。

一般的に覚醒剤の禁断症状・副作用として、以下のようなことが起こります。

  • 倦怠感
    覚醒剤使用中には一切感じなかった疲れが、その効果や作用が切れると、ものすごい疲労感が一気に襲ってきて、会話が難しくなったり、呂律が回らなくなったりします。
  •  食欲減退
    どんなに美味しいものを食べても、不味く感じます。体が食べ物を欲しなくなります。
  • 幻聴
    「ずっとパトカーのサイレンの音が聞こえる」、「天井裏に誰かがいて、足音が聞こえる」など、聞こえるはずのない物音や人の声が聞こえてきます。そのため、夜もなかなか寝れなくなります。
  • 幻覚
    「目の前のイスに警官が座っている」、「壁が徐々にこっちに迫ってくる」 など、見えるはずのない物や人が見えてきます。目つきが悪い、目がすわっている、瞳孔が開いているなどが見受けれます。
  • 勘ぐり
    「誰かが自分を見張っていて、カメラを向けている」、「警察が自分を捕まえようとしてる」など、異常にネガティブに考えるようになり、また周りの人を信用できなくなります。
  • 精力減退
    性欲が人並み以上に高いと思う人でも、性欲が著しく低下してしまいます。
  • 体臭
    独特の甘い匂いがします。

覚醒剤は、一度でも手を染めたら後は地獄へ真っ逆さまなのです。
まさに「覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?」

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