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アメリカ映画界最高の栄誉 アカデミー賞の像「オスカー像」とは

   

アメリカ映画界最高の栄誉であるアカデミー賞。そのアカデミー賞各賞の受賞の際に、贈呈される像が「オスカー像」です。

“オスカー”とは、あくまでも愛称で、「オスカー像」の正式名称は「Academy Award of Merit」。

像の本体は、シカゴ所在の「R・S・オーエン社」が生産しています。像は台座を含め全高34.3cm、重さ3.86kg。92.5%の錫と7.5%の銅の合金で出来ており、上から24金メッキが施されています。

アカデミー賞で「オスカー」という名称が登場するのは、1933年の第6回授賞式の報道で、映画芸術科学アカデミーが公式に使い始めたのは1939年だとのこと。

なぜ「オスカー」という名称で、呼ばれるようになったのかは、諸説ありますが、 一番有名な説が、1931年アカデミー事務局に勤める女性職員マーガレット・レリックが、その像を見て発した言葉「私の叔父さんのオスカーにそっくり」と発したことから、次第に人々に広まったと言われています。

ディズニー映画「白雪姫」受賞の「オスカー像」は特別!

ディズニー映画「白雪姫」が、1939年にアカデミー賞の名誉賞を受賞した際に、特別なデザインの像が贈られたそうです。

そのデザインは・・・・

(出典:http://www.gettyimages.co.jp/)

(出典:http://www.gettyimages.co.jp/)

オスカー像の横に小さな7つの分身・・・、なんと7人の小人に見立てて、7人の小さなオスカー像が付属していたのです。

また、ウォルト・ディズニーが公の場で「オスカーを手に出来て嬉しい」とスピーチしたことから、“オスカー”という名が広まり、これ以降、ハリウッド関係者だけでなく一般に人達にも「オスカー像」として定着したといわれています。

つまり“オスカー”の名が広まったのはディズニーのおかげ?かもしれないのです。

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