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横浜市の大型マンションの傾斜問題、杭以外の品質はどうなのか?

   

横浜市都筑区の大型マンション「パークシティLaLa横浜」での建物の傾斜問題、建物を支える一部が支持層(強固な地盤)に届いていないことが原因と考えられる。

マンションの販売したのが三井不動産レジデンシャル、施工主が三井住友建設、基礎工事の杭打ち施工を下請けしたのが日立ハイテクノロジーズ、そして杭打ち施工を実際に行った二次下請けの旭化成建材となっている。パークシティLaLa横浜

建築物の施工においては、コスト・品質を管理しながら工期内に工事を完成させることが重要となります。当然かかるコストを安くあげようとしたり、予定通り工事が進んでいないのに無理に工期内に完成させようとしたりすると、品質が悪くなってしまうのは当然です。

海外の工事においては、コンクリートで出来た杭の中に当然入っているべき鉄筋がほとんど入っていなかったり、杭の本数を減らしたり、杭が支持層に全く届いていなかったりと、信じられないような手抜き工事が行われたりします。

世界的にみても品質の高い日本の工事で、このような工事が行われたのは、残念でならない。

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