元熊ケ谷親方 元マネに対する壮絶すぎる暴行・暴力の数々
マネジャーの男性に暴行してけがをさせたとして、傷害の罪に問われた大相撲の横綱白鵬所属する宮城野部屋の元熊ケ谷親方、山村和行被告。
公判により、その数々の暴行や暴力の実態明らかになった。
起訴状では7月20~27日、名古屋市のマンションなどで、マネジャーの男性の臀部(でんぶ)付近を金属バットで殴ったほか、両肘、両膝をすりこぎ棒で多数たたき、左手を金づちで複数回たたくなどの暴行を加え、約2週間のけがを負わせた、としている。
また、検察側によると、暴力は2015年1月ごろから始まり、山村被告はささいなことやちょっとしたミスで、マネジャー男性を叱責していたという。
例えば
- 冷蔵庫に入れておくべきものを補充していなかった
- クリーニング済みの衣料を勝手に触った
- 大声を出させた
などの例を挙げられた。
マネジャー男性の犯したミスを、「超」「スーパー」「重要」などに種別させ、その種別によって罰を課していたという。
罰の内容はというと
- つめと指の間に針を刺す
- わさび一気飲み
- 局部を潰す
- 骨を折る
- 歯を折る
- 罰金
- デコピン
などがあって、マネジャーに「好きなものを選べ」といって、脅していたという。
暴行を受けた元マネジャー男性は、「鉄の金づち、あのクギ抜きがついてるような。『手を出せ』と言われて手を出して指を殴られる。バーンと。最初指だったのが、くるぶし、膝、肘、肩、今日は100発、明日も100発、明後日も100発。横綱(白鵬)もいますし、部屋には。どうしても警察沙汰にはできなかった。(最後は)もう死んでもおかしくないなって思った」と述べている。