ジェネリック医薬品とは！簡単なわかりやすい説明で理解しよう！
ジェネリック医薬品（後発医薬品）とは、先発医薬品の特許が切れた後に、先発医薬品と同じ有効成分で製造・販売される医薬品のことをいいます。
薬の開発には、多額の研究開発費用がかかるため、先発医薬品はその分高価になりますが、ジェネリック医薬品は、研究開発費用があまりかからない分、一般的に先発医薬品よりも安くなっています。
ジェネリック医薬品を使うことで、医療の質を落とすことなく被保険者の皆さんのお薬代の負担が軽くなるとともに、広域連合が負担する医療給付費も低く抑えることができ、保険料の増加抑制にもつながります。
【疑問】 ジェネリック医薬品（後発医薬品）は、先発医薬品と安全性や効き目は同じですか？
【解答】 ジェネリック医薬品は国が審査を行い先発医薬品と安全性や効き目が同じであることが証明された薬です。
なお、安全性や効き目が同じでも、病気の症状などによっては、ジェネリック医薬品が体質に合わない場合もありますので、切り替えを希望される場合は、医師や薬剤師とよく相談しましょう。
【疑問】 ジェネリック医薬品を使うには どうすればよいのですか？
【解答】 まずは医師や薬剤師にご相談ください。直接言いにくい場合は、「ジェネリック医薬品希望シール」を保険証やお薬手帳に貼って提示してください。
処方されているお薬を短期間分だけジェネリック医薬品に切り替え、服用後、変更するかどうかを決める、「お試し調剤」から始めることもできます。
なお、先発医薬品の中にはジェネリック医薬品がないものもあります。